映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』ダース・ベイダーの正体が明かされるシリーズ2作目

映画情報


スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
(原題:Star Wars Episode V
The Empire Strikes Back

Star Wars Episode V poster.jpg
製作年:1980年(アメリカ) ジャンル:SF/アドベンチャー/ファンタジー
上映時間:121分(特別篇:126分)
前作:スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
次作:スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還


スタッフ


監督:アーヴィン・カーシュナー
脚本:リイ・ブラケット、ローレンス・カスダン
製作:ゲイリー・カーツ、リック・マッカラム(特別篇)
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ピーター・サシツキー
編集:ポール・ハーシュ
特撮:ブライアン・ジョンソン、リチャード・エドランド、デニス・ミューレン、ILM


出演者


マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ビリー・ディー・ウィリアムズ、デヴィッド・プラウズ(ダース・ベイダー/演)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダー/声)、アレック・ギネス、ケニー・ベイカー(R2-D2)、フランク・オズ(ヨーダ)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ)、and more…


受賞歴


第53回アカデミー賞:特別業績賞(視覚効果)、音響賞受賞
その他多数受賞&ノミネート


【スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲】解説/あらすじ


ジョージ・ルーカスが生み出した『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の続編であり、シリーズ2作目の作品。監督はジョージ・ルーカスに代わって『特攻サンダーボルト作戦』のアーヴィン・カーシュナーが務める。出演はマーク・ハミル、ハリソン・フォード・キャリー・フィッシャー、アレック・ギネスに加え、ビリー・ディー・ウィリアムズなどが新たに出演。


遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)などの活躍により、反乱同盟軍が帝国軍の最終兵器デス・スターを破壊したヤヴィンの戦いから3年。帝国軍は息を吹き返し、猛反撃を開始。反乱軍は氷の惑星ホスに新たな基地を築き、機会を窺っていた。しかし、暗黒卿ダース・ベイダー(演:デヴィッド・プラウズ/声:ジェームズ・アール・ジョーンズ)は、ルーク捜索のため、ホスにドロイドを送り込み、総攻撃を開始する。窮地に立たされた反乱軍はホスから脱出し、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)やレイア(キャリー・フィッシャー)は、ハン・ソロの旧友であるランド・カルリシアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)を頼って、雲の惑星ベスピンに向かうのだったが、ルークはオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)に導かれるようにして、フォースの力をコントロールするため、偉大なるジェダイ・マスター、ヨーダ(フランク・オズ)に会うべく、R2-D2(ケニー・ベイカー)を伴い惑星ダゴバへと向かう。べスピンのクラウド・シティに到着したハン・ソロ一行は、ランドに迎えられるのだったが、それはされはダース・ベイダーによる罠なのだった。


【スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲】映画感想/レビュー


ジョージ・ルーカスが生み出した『スター・ウォーズ(副題:エピソード4/新たなる希望)』の成功を受けて製作された『スター・ウォーズ』シリーズの2作目となる『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』。


前作で監督を務めたジョージ・ルーカスは製作総指揮に専念し、ルーカスの希望によって迎えられた監督は、『特攻サンダーボルト大作戦』のアーヴィン・カーシュナー。
脚本はプリプロの初稿を挙げた後に癌によって急逝したリイ・ブラケットの後を継ぐ形で、スピルバーグの推薦によってローレンス・カスダンが担当している。


ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロなどの活躍によって、帝国軍の最終兵器デス・スターの破壊に成功した時から3年後の話。
デス・スターの壊滅から息を吹き返した帝国軍が反撃を開始したことにより、追い詰められた反乱軍は氷の惑星ホスに基地を新設するのだが、ダース・ベイダーが銀河系のいたる所に無人探査のドロイドを送り込んだことによって、帝国軍に居場所を知られることに。


ルークの顔面の傷


ルーク役を務めるマーク・ハミルの容貌が変わってしまっていることで、公開当時別人が演じているのではないかと囁かれていたらしいですが、これはマーク・ハミルが撮影前に自動車による交通事故で顔に傷を負ってしまった為の変化みたいです。
雪男のような姿をした怪物、ワンパにぶん殴られるのは、顔の傷との辻褄を合わせるために追加されたシーンらしいです。
ワンパの腕をライト・セーバーで切断することによってルークは難を逃れるも、そのまま雪の吹雪く豪雪地帯で遭難。
オビ=ワン・ケノービの幻影を見るなど、薄れ行く意識の中、そんなルークを助け出したのが、ジャバ・ザ・ハットに金を返すべく反乱軍を抜けようとしていたハン・ソロ。
トーントーンの腹を掻っ捌いて、ルークに暖を取らせるべくその中に入れるのだけれど、画的に臭そう。とか思っていたら実際に臭いようである。


帝国軍の逆襲


既に危機的状況の中、反乱軍を見つけ出した帝国軍がホスに襲い掛かる。
しかしながら、先に帝国軍の襲来を察知していた同盟軍は、全軍に撤退命令を出して防衛網を張り巡らせる。豪雪地帯での反乱軍と帝国軍のSFXを駆使した戦いは中々の見ものですね。
前作の倍以上の制作費をかけているだけあって迫力があります。
そして、ジョン・ウィリアムズによるいかにも帝国らしい‘ダース・ベイダー’のテーマが印象的ですが、ミスを犯した部下を躊躇なくダークサイドの力で処刑してしまうダース・ベイダーが恐ろしい。
ハン・ソロと並んで、ダース・ベイダーが前作以上に活躍(暗躍)しています。


なんとか逃げ延びる反乱軍


甚大な被害は受けたものの、ハン・ソロ、レイア、チューバッカ、C-3PO等はなんとか基地から脱出するもハイパードライブの故障によって帝国軍を振り切ることができず、一歩間違えれば死が待っている小惑星地帯に逃げ込む。
このことによってなんとか帝国軍を振り切って、危険地帯を通り抜け、ハン・ソロの旧友であるランド・カルリシアンが居る惑星べスピンのクラウド・シティに向かうことに。


『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』では、最初からハン・ソロとレイアの色恋を扱っているのですが、この危機的状況の中で2人は急接近。
心理学的につり橋理効果というものがあります。
危機的状況に陥った男女は、その時のドキドキ状態を恋愛によるものだと勘違いするというもの。
と言っても、エピソード5では最初から何やら色恋関係になっているので、つり橋効果云々ということもないんですけどね。
それにしても本作のハン・ソロは、物凄くジゴロである。臭いセリフがバンバン飛び交いますけどカッコイイ。本作の主人公はマーク・ハミルというよりハリソン・フォードなんじゃ…。


ルークはヨーダのもとに


ハン・ソロに救われ、薄れ行く意識の中でオビ=ワンの助言を聞いたルークは、その言葉に従って、ジェダイ・マスターのヨーダが居るという惑星ダゴバへと、R2-D2を連れて向かう。
泥と沼だらけのダゴバで出会ったのは、何やら緑色の身体をした小さい爺さん。
しかしこの迷惑爺さんが実はヨーダ。ルークはフォースの力をコントロールする術を身に付けるべく、オビ=ワンの師匠格であるヨーダに修行をつけてもらうことになります。
ドラゴンボールで言ったら、界王様や界王神様、或いは亀仙人のじっちゃんやミスター・ポポ、神様などに修行をつけてもらう悟空みたいなもんです。(違うかもしれません)


何故にフォースの力をコントロールする必要があるのか


ここでルークはフォースとは何なのかを学びます。
フォースは『機動戦士ガンダム』でいうところのニュータイプの能力みたいなもので、予知能力が高かったり、他者の心を読み取れたり、テレパシー的に自分の考えを人の頭の中に送ったり、テレキネシス的な能力や身体能力そのものが高かったりするのですが、この能力が敏感であればあるほど、悪影響を受けやすいという側面を持っており、力をしっかりコントロールできないと、ダース・ベイダーのようにダークサイド(暗黒面)に陥りやすかったりしてしうので、そうならないためにもヨーダは、ルークにしっかりフォースを抑制するよう教えようとします。
ヨーダやオビ=ワンが、とある真実について何やら隠し事をしているようであったり、ルークがダース・ベイダーの幻影と戦うシーンでは、切り下ろしたダース・ベイダーの首の顔が自分自身の顔であったり、色々な謎を投げかけます。


しかし、レイア達の身におこっている危機を察知したルークは、ヨーダが止めるのを聞かずにフォースの力を巧くコントロールできないまま、べスピンに向かってしまう。


べスピンで待ち受ける帝国軍


旧友に迎えられたと思ったハン・ソロご一行でしたが、実はこれが先回りしたダース・ベイダー達帝国軍による罠で、反乱軍は捕らわれの身となってしまう。
ストーム・トルーパーのほかに、何やらファイナル・ファンタジーに出てきそうな賞金稼ぎのボバ・フェットという人物が出てきます。
ハン・ソロは炭素冷凍されてしまい、レイアが護送されそうになったとき、ルークが現れ、ダース・ベイダーとの一騎打ち。


ダース・ベイダーの正体


ライト・セーバーやフォース(ダークサイド)の一騎打ちの最中、ダース・ベイダーはルークを暗黒面へと勧誘。
共にシスの暗黒卿、ダース・シディアスを倒し、銀河を支配しようではないか!と誘うも、ルークはこれを拒否し、ライト・セーバーで手をもぎ取られます。
盛大なネタバレになりますが、ここでダース・ベイダーの口から驚愕の真実を聞かされるルーク。


“No. I am your father.(違う。私がお前の父親だ。)”

オビ=ワンに自分の父親がダース・ベイダーによって殺されたと聞かされ、それを信じていたルークに浴びせられる無情な現実。ダース・ベイダーの正体はルークの父親だった。
尚このセリフは、出演者やスタッフから外部に漏れることを防ぐために、撮影中は全く違うセリフを喋らせ、完成直前になって“No. I am your father.”というセリフをアフレコで撮るというネタバレ防止策がとられたんだそうな。


衝撃の事実を聞かされた上に窮地に陥っていたルークは、深い穴に向かって決死のダイブ。
しかし映画は終わらない。ルークが送った助けてくれというテレパシーは、何故かレイアの頭の中に届き救出され、ルークの手は圧倒的な科学技術によって何事もなかったかのように治り、ハン・ソロは炭素冷凍されたまま、明らかに続編ありきで終わり。


今は続編あることもわかっているし、エピソード7にあたる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から更に向こうのエピソード8や9の公開まで決まってるのでどうとも思いませんが、公開当時この終わり方っていうのはどうだったんでしょうね。(9部作であったり6部作になることは明かされていましたけど。)


ともあれ、衝撃の新事実も含めてシリーズ中でも非常に重要な位置取りにある作品。映画自体のできもいいし、次作に向けた伏線も含めて単純に楽しむことはできます。
見所はヨーダの登場。ダース・ベイダーの真実と暗躍。ハン・ソロとチューバッカの活躍。レイアとの色恋関係などなど。


【スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲】関連DVD,ブルーレイなど


スチールブック仕様のブルーレイ(11月13日発売)
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『スター・ウォーズ』シリーズ旧三部作封入3枚組みブルーレイコレクション(2015年11月13日発売)
スター・ウォーズ オリジナル・トリロジー ブルーレイコレクション(3枚組) [Blu-ray]
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『スター・ウォーズ』シリーズエピソード1~6に加え、未公開シーンなど計40時間に及ぶ秘蔵映像などの特典を封入した、9枚組みブルーレイコレクション(2015年11月13日発売)
スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイコレクション(9枚組) (初回生産限定) [Blu-ray]
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スター・ウォーズ 帝国の逆襲
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Tracked: 2015-08-22 16:07