映画『ターミネーター4』荒廃した未来世界での戦いを描いたシリーズ第4弾

映画情報


ターミネーター4
(原題:Terminator Salvation

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製作年:2009年(アメリカ) ジャンル:SF/アクション/サスペンス
上映時間:114分
前作:ターミネーター3
次作:ターミネーター:新起動/ジェニシス


<スタッフ>
監督:マック・G
脚本:ジョン・D・ブランケート、マイケル・フェリス、デヴィッド・キャンベル・ウィルソン
製作:デレク・アンダーソン、ヴィクター・キュビチェク、ジェフリー・シルヴァー、モリッツ・ボーマン
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:シェーン・ハールバット
編集:コンラッド・バフ


<出演者>
クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、コモン、ジェーン・アレクサンダー、ヘレナ・ボナム=カーター、ブライス・ダラス・ハワード、and more…


【ターミネーター4】解説/あらすじ


ジェームズ・キャメロンが生み出したSF映画の金字塔『ターミネーター』シリーズの第4弾。これまでのシリーズ作品とは異なり、‘審判の日’で人類の殆どが滅亡した日から10年後の2018年を舞台に、ジョン・コナー率いる抵抗軍と、スカイネットの機械軍の壮絶な戦いを描く。監督を務めるのは『チャーリーズ・エンジェル』のマック・G。主演に『ダークナイト』シリーズのクリスチャン・ベイルと『アバター』のサム・ワーシントン。共演には『スタートレック』のアントン・イェルチン、『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』のムーン・ブラッドグッド、『スパイダーマン3』のブライス・ダラス・ハワード、ヒップ・ホップアーティストで俳優のコモン、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のヘレナ・ボナム=カーターなど。


スカイネットが反乱を起こし、核攻撃によって人類の殆どが滅びた‘審判の日’から10年後の2018年。幼い頃からスカイネットとの戦いを運命づけられていたジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は、抵抗軍の部隊長として戦いの中に身を投じ、将来ジョンの父親となるべく過去に送り込まれることになるカイル・リース(アントン・イェルチン)を探していた。一方、荒廃したロサンゼルスでなんとか生き延びていたカイル・リースの前に、マーカス・ライト(サム・ワーシントン)と名乗る男が姿を現し、行動を共にするのだったが、機械軍に襲われてしまいカイルはそのまま連れ去られてしまう。抵抗軍によって助けられたマーカスだったが、ジョンに自分の正体に関する衝撃の事実を聞かされる。記憶を無くし、機械化していた自分の身体に激しく動揺する中、自分を殺しに来たと疑うジョンに、自分の存在理由を証明すべく、スカイネットに乗り込んでジョンの手引きをすることを決意するのだったが…。


【ターミネーター4】映画感想/レビュー


ジェームズ・キャメロンによる『ターミネーター』、『ターミネーター2』というSFの金字塔を残しながら、一般的には黒歴史扱いされる『ターミネーター3』を経てのシリーズ4作目となる『ターミネーター4』。
本来『ターミネーター4』から新三部作となる予定だったのですが、制作会社の倒産やら版権の売買によって、この新三部作の話は流れて、結局『ターミネーター:新起動/ジェニシス』から新しい三部作が製作されることになりましたね。(予定だけれど)


【ターミネーター3】までのおさらい


2029年の近未来。スカイネットは未来の抵抗軍の指導者となるジョン・コナーの存在をなかったことにするため、1984年のロサンゼルスにターミネーターを送り込んで、ジョンの母であるサラ・コナーを抹殺しようとするも、未来から抵抗軍が送り込んだカイル・リースの活躍もあって抹殺に失敗。カイルの子(ジョン・コナー)をお腹に宿したサラは、『審判の日』に備えて決意とともに旅に出る。


それから10年後の1994。サラ・コナーは、未来のスカイネットとの戦いを口にすることで頭おかしい人扱いされて病院に送り込まれ、カイル・リースとの間に生まれたジョン・コナーはサラと離れて暮らしていた。
そんなある日、未来からスカイネットによってジョン・コナーを抹殺するべくT-1000型ターミネーターが送り込まれ、それを阻止すべく抵抗軍からはT-800型ターミネーターが送り込まれる。T-800の活躍とジョンの成長もあり、T-1000を退け、スカイネットを誕生させるきっかけになるサイバーダイン社のコンピューターを全て破壊することによって、スカイネットの誕生も、審判の日も回避されたはずだったのだが。


ここからが『ターミネーター3』のお話で、『T-1』、『T-2』をなかったことにするかの如く、スカイネットは誕生しているし、審判の日が回避できない設定になっていて、ジョン・コナーと未来の抵抗軍の副リーダーとなるジョンの妻ケイト・ブリュースターは地下の核シェルターで生き残るも、世界の殆どは滅びて終わります。


ここから『T-4』のお話


2018年の未来世界が舞台なのですが、2003年時点で死刑囚のマーカス・ライト(サム・ワーシントン)が、サイバーダイン社の献体に協力するべくサインした後、磔死刑執行。2018年の未来で何故か目覚めるマーカス。
そう、マーカスはサイバーダイン社によって作られた、人間と機械のハイブリット。つまり初期型ターミネーターだったのである。


この時点でもはや色々おかしいような気がする。シリーズと切り離して観ないと、わけがわからなくなってしまう。という意味ではこの映画は大失敗。そもそもターミネーターの名を冠するべきではないのではなかろうかとすら思う。ターミネーターとして語ることは特に何もない。


一方、キリストの磔刑みたいな感じで処刑されたマーカス・ライトは、2018年の未来で記憶を失くした状態で目覚め、何やら悲壮感が漂いまくっています。
多分この映画、クリスチャン・ベイルが演じるジョン・コナーが主人公なんじゃなくて、記憶を失くして自分が何者で何を目的としているかもわからないマーカス・ライトが主人公なのでしょう。
実際物語りはマーカス・ライトを主体に進行されていきます。


ところでマーカス・ライトって誰だよ!って話である。スカイネットに乗り込んだ時点で、マーカスの目的が明かされるわけなのですが、そんなに衝撃でもないよね。
うん知ってた。みたいな。
だけれど、何故にサイバーダイン社がマーカスをターミネーターに仕立て上げた時点で、ジョンをターゲットにすることがプログラミングされているのか?
それはスカイネットの意志であって、サイバーダインという人間の意志ではないんじゃないか?
そもそも2018年時点でジョンは指導者ではなくて部隊長。


そんな矛盾点はひとまず置いておいて、単にアクション映画として観ると、中々に楽しめる映画だったりもします。
シュワちゃんの顔面くっつけたT-800が登場してきますが、個人的にはこれも不要かなと思いましたけどね。
ずーっとT-600で押すのも盛り上がりに欠けるだろうから仕方ないかもしれないけれど、それを差っぴいても迫力のあるアクション映画としては楽しむことができます。


退廃した未来世界に漂う悲壮感も非情にいいですね。
個人的にはこれはこれでシリーズ化して欲しいとか思います。そんな世界でのジョン・コナーやカイル・リースの生き方みたいなのも観てみたいし、サム・ワーシントン自体はマーカス役を上手く演じていただけに、この人をもっと観たかったみたいなのもあります。


【ターミネーター4】関連DVD,ブルーレイなど


ディレクターズ・カット版を収録したブルーレイ
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ターミネーター4
Excerpt: 2018年。 人類滅亡を狙う機械軍(スカイネット)が起こした核戦争<審判の日>から10年。 抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーは、自分の父親となる今は少年のカイル・リースの命をスカイネットが狙っているこ..
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Tracked: 2015-08-13 09:40