映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』ロキ様の魅力大爆発

映画情報


マイティ・ソー/ダーク・ワールド
(原題:Thor: The Dark World

マイティ・ソー ダーク・ワールド ポスター.jpg
製作:2013年(アメリカ) ジャンル:アクション/アドベンチャー/ファンタジー 上映時間:112分
前作:マイティ・ソー
次作:マイティ・ソー/ラグナロク
監督:アラン・テイラー
原作:スタン・リー、ラリー・リーバー、ジャック・カービー
脚本:ドン・ペイン、ロバート・ロダット
音楽:ブライアン・タイラー
出演者:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、アンソニー・ホプキンス、ステラン・スカルスガルド、イドリス・エルバ、クリストファー・エクルストン、カット・デニングス、レイ・スティーヴンソン、ザッカリー・リーヴァイ、浅野忠信、ジェイミー・アレクサンダー、amd more…


【マイティ・ソー/ダーク・ワールド】解説/あらすじ


マーベル・コミックの人気キャラクターを実写化した『マイティ・ソー』の続編。‘マーベル・シネマティック・ユニーバース’の共有世界では『アベンジャーズ』『アイアンマン3』に続く8作目(フェイズ2としては第二段)となる。監督を務めるのは、2015年7月10日に公開される『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でもメガホンを取るアラン・テイラー。クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストンなど前作に引き続いての出演者の他、『アンコール!!』のクリストファー・エクルストン、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』のアドウェール・アキノエ=アグバエなどが新たに出演。


アスガルドの神、ソー(クリス・ヘムズワース)が、弟のロキ(トム・ヒドルストン)達を相手に、‘アベンジャーズ’の一員としてニューヨークで戦って1年。ロンドンで謎の重力異常が発生し、原因究明に天文物理学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)があたることになったのだが、調査の最中、ジェーンの身体に地球を滅亡させる程の力を持つ‘ダーク・エルフ’を身体に宿してしまう。アスガルドのヘイムダル(イドリス・エルバ)を通してジェーンの身に起こった異常を察したソーは、1年ぶりに地球に舞い戻り、そのままジェーンをアスガルドに連れて帰るのだったが、ダーク・エルフの力は闇の王マキレス(クリストファー・エクルストン)を呼んでしまい、アスガルドは窮地に陥ってしまう。愛する全ての者を守るべく、ソーは弟でありながら宿敵でもあるロキと協力することにするのだったが…。


【マイティ・ソー/ダーク・ワールド】映画感想/レビュー


北欧神話を元にした『マイティ・ソー』の続編。『アベンジャーズ』の戦いから1年となる本作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は、闇の王マキレス登場とあって、前作にも増してダーク・ファンタジー色の濃い作風となっています。と言えば、暗い作風になっているのかという話ですが、そうではなく、コメディ色も更に強いものになっていれば、ヒューマンなドラマ部分も強調してきています。全体的に前作の内容をワンランク高めた感じ。
ステラン・スカルスガルド演じるセルヴィグ博士がカメラの前で公然猥褻行為を働いていたり、凄く難しい話を大学の講義で学生相手にやってるのかと思えば、全然興味なさげな老人相手にやってたり、真剣な話の最中に何故かズボンを履き忘れたりしています。
ソーとロキは、ジェーンからビンタを喰らいまくってますね。撮影でカットになったぶんもあわせると、合計40回ものビンタを喰らっているらしい。
前作で凄く魅力的だったカット・デニングスが演じるダーシーは、今作でもその天然的魅力大爆発。オマケに綺麗。命の恩人とのラブシーン中に瞬間移動。
クライマックスのバトル中に、怒涛のアクションシーンを見せてくるのではなく、怒涛のお笑いシーンを魅せてくる力技。この辺にマーベル・シネマティック・ユニバースの、AKB48で言えば総監督の立場にあるジョス・ウェドンの影響があるのではなかろうかと思う。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の撮影準備で多忙を極めていた中、ロンドンに颯爽と現れて、脚本を書き直した上で去っていったらしい。


今回は、前作で地味だった浅野忠信等が扮するウォーリアーズ・スリーと、ジェイミー・アレクサンダー演じるシフ(この名前も北欧神話に登場するシヴかに由来する)の活躍がわりと目立つ。ジェイミー・アレクサンダーは撮影中の事故で足に大怪我を負ったらしい。


魅力的なキャラクターが沢山出てきますが、今作で最高なのは、出演作が増すごとに独特の魅力を放っていくロキ。
マイティ・ソー ダーク・ワールド ロキ.jpg
MTVムービー・アワードでフェイバリット・キャラクター賞にノミネートされていますが、相変わらずの憎たらしい悪役キャラっぷり。映画に登場するマキレスなどのキャラクターを欺くだけではなく、観客まで欺いてくる。ある意味ではそこら辺のどんでん返しを売りにしている映画より凄い。思わずえーーーー!ってなる。そういう意味では、涙を誘いつつも最後まで得意の‘人を欺くこと’に徹している。
本国アメリカでは、ロキを主役にしたスピンオフ作品を求める声も大きいらしいけれど、それくらいに魅力的なキャラクターである。
次作の『マイティ・ソー/ラグナロク(原題:Thor: Ragnarok)』も、アメリカでは2017年7月28日に公開予定らしく、ロキが登場することも決まっているらしいので、次はソーやロキがどんな見せ場を作ってくるのかに期待したい。


尚、本作においてもお馴染みマーベル・シネマティック・ユニバースのクロス・オーバーやオマケを観ることができます。
クリス・エヴァンスが、ロキが変身したキャプテン・アメリカと出演していたり。スタッフ・ロール最中では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のカリーナ(オフィリア・ラヴィボンド)と、コレクター(ベニチオ・デル・トロ)が登場します。スタッフ・ロール後にもオマケはあります。あの走り回るベヒーモスのような生き物は一体何なのか…。

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