映画『マイティ・ソー』北欧神話と現代劇を融合させたマーベル・シネマティック・ユニバースの世界

映画情報


マイティ・ソー
(原題:Thor
マイティ・ソー ポスター.jpg
製作:2011年(アメリカ) ジャンル:アクション/アドベンチャー/ファンタジー 上映時間:115分 次作:マイティ・ソー/ダーク・ワールド
監督:ケネス・ブラナー 原作:スタン・リー、ラリー・リーバー、ジャック・カービー 脚本:アシュリー・エドワード・ミラー、ザック・ステンツ、ドン・ペイン 音楽:パトリック・ドイル
出演者:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、アンソニー・ホプキンス、ステラン・スカルスガルド、カット・デニングス、クラーク・グレッグ、イドリス・エルバ、浅野忠信、and more…


【マイティ・ソー】解説/あらすじ


マーベル・コミック原作、マーベル・シネマティック・ユニバース(マーベル・スタジオが製作する映画作品の共有世界)作品としては『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』『アイアンマン2』に続いて4作目となる作品。監督はシェイクスピア俳優及び監督として有名なケネス・ブラナー。主演を務めるのは『スタートレック』『パーフェクト・ゲッタウェイ』の期待の若手俳優クリス・ヘムズワース。共演にナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンズ、ステラン・スカルスガルド、トム・ビルストン、浅野忠信など。


神の世界アスガルド。オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子である最強の戦士ソー(クリス・ヘムズワース)は、圧倒的な強さ故の高慢な性格から、父の制止を振り切り、休戦中であったヨトゥンヘイムとの間で争いを起こしてしまう。これに激怒したオーディンはソーの能力を奪い、最強の武器であるムジョルニアと共に地球に追放する。ニューメキシコに落下していたソーは、偶然にも通りかかっていた車に撥ねられてしまう。運転していたのは天文学者のジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)。無傷だったもののおかしなことを言うソーを、ジェーン達は病院に送りになる。ソーの後で落下してきたムジョルニアはS.H.I.E.L.D.に渡っていたのだった。


【マイティ・ソー】映画感想/レビュー


『アベンジャーズ』の一角でアズガルド最強の戦士にし王の‘ソー’(クリス・ヘムズワース)が主人公の映画『マイティ・ソー』シリーズの第一弾。ソー=Thorとは北欧神話に登場する雷神、トールの英語読みに由来する。(Thursday(木曜日)もThorからきている)。
という感じで『マイティ・ソー』は、北欧神話と現代劇の交差が織り成すファンタジー・アクション。北欧神話の知識が多少でもあるかないかで、この映画の面白さも少なからず変わってくるものだと思われる。
或いは、人気ゲームシリーズ、ファイナル・ファンタジーシリーズやロマンシング・サガシリーズをやっていると、地名や登場人物のキャラ設定にニヤリとできるかもしれない。ついでに聖闘士星矢あたりのキャラ、特に黄金聖闘士編を知っていると面白いと思う。ロキ(トム・ヒドルストン)やヘイムダル(イドリス・エルバ)の衣装がまるでゴールドセイントである。特にヘイムダルは牡牛座のアルデバランかと突っ込みたくなった。


映画は、マーベル・コミック、特にマーベル・シネマティック・ユニバースの世界観らしい、お笑い要素が強い。オーディン(アンソニー・ホプキンス)によって地球に追放されたソーさんの踏んだり蹴ったり具合を見ているだけでも面白い。偶然にも通りかかった車に撥ねられ、頭おかしいと思われ、「そんなちっぽけな武器でオレが怯むとでもおも…」言ってる途中に気絶させられ、病院から脱走しようとして取り押さえられる中、「お前たちにやられるオレでは…」言ってる途中で気絶させられ、最強の武器トールハンマーことムジョルニアは一般ピープルの玩具にされ、再び病院から脱走したと思ったら再びジェーン(ナタリー・ポートマン)の運転する車に撥ねられて気絶させられ、怒られ、ついてなさすぎる。いや、逆に憑きまくっている。というコメディ映画です。


S.H.I.E.L.D.のエージェントで、ソーとムジョルニアの調査にあたるフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)さんの活躍も見もの。この人もソーに負けず劣らずの踏んだり蹴ったり具合。ソーに‘コールの息子’呼ばわりされる。コールソンはCoulsonであって‘Son of Coul’ではない。そりゃソーさんは‘オーディンソン(オーディンの息子)’と呼ばれているけれども。


ナタリー・ポートマンもいいのだけれど、個人的にはダーシーを演じたカット・デニングスが中々いい女優さんじゃないかと思った。『マイティ・ソー』ではアンジェラ・アキのような眼鏡をかけて天然娘を演じているけれど、美人さんである。


アベンジャーズ』では本格的に敵として戦うことになるロキ。ロキの屈折した心の理由は、『マイティ・ソー』で描かれているので、『アベンジャーズ』をより深く楽しみたい場合は見ておくべき映画だと思います。
マイティ・ソー ロキ.jpg
ロキに肩入れして見るという楽しみ方もできるし、ケネス・ブラナーらしい演出や、VFXを駆使したファンタジックな映像美は一見の価値があると思う。(マリオカートのレインボーロードみたいな橋とか)
マーベル・シネマティック・ユニバースお馴染みのクロス・オーバーも多々観られます。ホークアイ(ジェレミー・レナー)の初登場や、スタッフ・ロール後のオマケ等々。普通以上に楽しめる映画でした。

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