映画『サマーウォーズ』日本のアニメ映画はジブリだけじゃない

映画情報


サマーウォーズ
SUMMER WARS

サマーウォーズ ポスター.jpg
製作:2008年(日本) ジャンル:SF/アドベンチャー/青春/アニメーション 上映時間:114分
監督:細田守 脚本:奥寺佐渡子 キャラクターデザイン:貞本義行
声優:神木隆之介(小磯健二)、桜庭ななみ(篠原夏希)、谷村美月(池沢佳主馬)、斎藤歩(陣内侘助)、横川貴大(佐久間敬)、富司純子(陣内栄)、amd more…


【サマーウォーズ】解説/あらすじ


監督の細田守を始め、脚本の奥寺佐渡子、キャラクターデザイン貞本義行ら『時をかける少女』のスタッフ再集結して製作された日本のSF青春アニメーション映画。仮想世界のOZ(オズ)が人々の間に浸透し、生活に欠かせない存在となっている近未来。天才的な数学の才能を持つ内気な少年小磯健二(声:神木隆之介)は、高校二年生の夏休みに、密かに恋焦がれる先輩、篠原夏希に頼まれ彼女の実家である長野県の田舎でアルバイトをすることに。そこで待ち受けていたのは夏希の親戚である強烈な個性を持った面々。アルバイトの内容は、夏希の婚約者のフリをするという大役だった…。


【サマーウォーズ】映画感想/レビュー


日本のアニメーションはスタジオジブリだけではない。世界的に見ても、全体的にレベルが高いのだと改めて知らしめる、『時をかける少女』の細田守監督にようSFアドベンチャー映画。
日本特有の、現代(近未来)という時代設定ながらも何処か古風な夏の情景と、サイバーパンクっぽいインターネットの世界を合体させて家族間等の絆を描いています。


非現実なようでいて実は現実的で、実際にこのような時代が来ることも無きにしも非ずで、時代背景やその問題をしっかりと踏まえて描かれています。
登場人物が多いんのですが、みんなそれぞれにキャラが立っていて、それぞれの存在に意味がある。
主人公の健二は、天才的な数学の才能を持っているけれど、決して世界NO.1の頭脳というわけではなく、それが得意という程度のどちらかと言わなくても至って平凡な少年なので親近感が持てるし、ヒロインの夏希は美人で天真爛漫な性格なんだけど実は泣き虫だったりするし、陣内家という武家の子孫である親戚達は、話だけ聞いたら堅苦しそうなんだけど、実はそんなことなくて、クーラーの無い家でTVで甲子園の応援をしているようなやはり至って平凡という古きよき家族。
そんな古きよき田舎の描き方と、OZという巨大な仮想空間での出来事の対比がすごい!
アバターがあんなに飛んだり跳ねたりは今んとこしないかもしれませんが、近い将来きっとあんな感じになりそうな感じだし、その世界のプロフェッショナルも現れるでしょう。というかもぉ既にいるんじゃないかと思う。
その仮想と現実を通しての絆の描き方が見事でした。
現実世界もですが、現代においては、仮想空間(インターネットを使ったSNS等)で人を傷つけることもできれば、人を救うこともできるし、それによる出会いや別れもあれば、色々なドラマが生まれるのは周知の事実です。


デジタル世代とは一番遠い90歳になるおばあちゃんが、そんな世代の中で気高く強く、色んな人に影響を与えて生きたってのは非常に感慨深いものがありますね。


“諦めないことが肝心だよ。アンタならできる。”

おばあちゃんのこの言葉は、シンプルだけど強烈な言葉です。
デジタルとかアナログとか、古いとか新しいとか、そのどちらが強いとか弱いとか、イイとか悪いとか言う話じゃなくて、どちらにもイイところも悪いところもあれば、触発して影響しあって、共存だって出来るという話です。
泣けて元気が貰える必見のアニメーション映画。

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